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第2回ライブ創作⑥  彼女の行く先にあるものが果たして、あの空っぽか家路なのか。 それとも生ける者のいない祭囃子の中なのか。 影ばかりが揺れ動くこの街のどこかにいるのか。 視界ばかりが錯綜し、彼女の声は聞こえぬまま男は辺りを見渡した。
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第2回ライブ創作⑤  風鈴に掻き消された声にも、蝉と猫が啀(いが)み合う声にも、氷が溶け出した声にも、彼女は存在し、存在を消され、その手がかりさえも滲んでは浮き出てを繰り返していた。
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第2回ライブ創作④  過去のログが文字化けしていくように、記憶は簡単に塗り替えられていく。 [じゃあ九時にどこかで] ボールに映った影法師が、暑さにふやけて姿を変えるように。 [りょ] [り] [了解] [r] [りょうkいしm] 塗り替えられていく。
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第2回ライブ創作③  硝子の向こう。いつか空を埋める花びらに思いを寄せつつ、そこにいない自分の手で影の澄(す)む街を透かして見る。 「私はもう、そこにはいない。」 『私はもう、ここにいるわ。』 そう。わたしはもう、そこには戻れない。
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第2回ライブ創作②  水彩色の雲と誰もいない教室。
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第2回ライブ創作①  夕暮れが昼の断片であるように。 人が夏を忘れるように。 わたしたちは思い出に目を伏せながら、音の中に安らぎを求めた。
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雑談  ひっそり
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檸檬/梶井基次郎  檸檬/梶井基次郎
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